星 渉 さんのお話

100%間違ってる『仕事効率化』の考え方

 

 

今日の結論は

 

効率化してどうする?の

ゴールを決めろ。

 

です。

 

 

ここで、ひとつ質問があります。

 

 

効率化って

どういうことを指すでしょうか?

 

この答え、

とても重要です。

 

 

皆さんはなんてお答えになるでしょうか?

 

 

多分人によって

答えが違うと思うんですよね。

 

ただ、

多くの人が

物事がスムーズに進む。

 

今まで1時間かかっていたものが

30分ですむ。

かける時間が少なくなる。

 

そういうことを

意味する内容を答えると思います。

 

 

ただ、実は

それだけだと

実は自分の首を絞めるだけに

なってしまうんです。

 

 

 

効率化すればするほど

世の中には忙しくなってしまっている人もいる。

ということを知らなければいけません。

 

 

効率化しよう。

 

スムーズに物事を進めよう。

 

短時間でできるようにしよう。

 

 

なぜ、私たちはそう考えてしまうのだろうか?

 

この考えの大前提に気がつかないと

どんなに効率化できても

忙しくなる一方なんです。

 

しかし、その大前提は

みんな透明化しちゃって

見えていないんです。

 

 

 

さて、その効率化したい大前提とは??

 

 

 

みなさんは、もう気がついているでしょうか??

 

 

みんなが

なぜ効率化をしたいのかと言うと、

 

 

ひとつにかかる時間を

短くすることで

より多くのことをやりたい。

からです。

 

そして、この、

 

『多くのことをやりたい』

 

というのが

透明化になっていて、

効率化するほど自分の首を締め付ける

原因になっているものです。

 

 

実はこの

より多くのことを

やりたいがための

効率化というのは

 

単純に

自分を忙しくするだけになってしまうんです。

 

 

ピンと来ているでしょか?

 

 

例えば

作業できる時間が

1時間あったとしましょう。

 

今までは

ひとつのタスクに

1時間かかった。

 

1時間で

1タスクしかできないから、

もっと効率的なやり方ないかな

ってなったときに

 

1時間の仕事時間に対して

1このタスクしか

できなかったけど、

 

効率化することによって、

30分でできるようになった。

 

すると

30分浮きますよね。

 

この浮いた30分の時間で

もう1タスクやりたい。

 

結果

効率化することによって

1時間に

2タスクすることが

できますよね。

 

こうなりたいから

効率化したいわけですよね。

 

同じ1時間で

1つしかできないのと

2つできるのは

2つできる方がいいよね。

 

 

だから

効率的なやり方はないかな。

 

というのが

基本的な大前提だと思うんです。

 

 

 

もちろん

これが悪いとは

言いません。

 

 

重要なのは、

 

これだけが目的になってしまうと

どんどん忙しくなると言う、

負のループに入っていくことを

多くの人は知らない。

 

 

と言うことです。

 

 

なぜか??

 

 

今までは

1時間で

1タスクしかできなかったけど

2タスクできるようになった。

 

そしたら2時間やったら

今までは2タスクしか

できなかったけど、

4タスクができるようになる。

 

と言うように、

どんどん効率化されると

 

1つのタスクにかかる時間は

短くなったはずなのに

 

たくさんタスクを

入れ込もうとして

 

トータルで働く時間が

長くなっちゃう人が

出てきたりするんです。

 

 

そもそも、

ダメとは言わないけど

気づいておかないと怖いのが、

 

同じ時間で

たくさんの物事をこなす、

処理できるようになることが

 

本当に

効率化の唯一の目的なのか??

 

ということです。

 

 

 

1時間1タスクだったところを、

2タスク、3タスクと

できるようになることが

本当の目的なのか。

 

 

もし

本当にそう思ってると

効率化すればするほど

めちゃくちゃ忙しくなる。

 

こっちもやんなきゃ。

あっちもやんなきゃ。

 

効率化っていうのは

みんな限られた時間で

たくさんできるようになることを

目的にしいますが、

 

 

もうひとつ

重要な考え方として

1時間の仕事時間でできるのは

1タスクでした。

 

それを30分で

できるようになって

 

浮いた30分は早く帰ろう。

自分の好きなことをやろう。

という発想もある。

 

と言うことです。

 

 

その発想を持っておかないと

効率化をすればするほど

効率化をしたはずなのに

忙しいのは変わらない。

となってしまうわけです。

 

 

 

効率化して

1時間かかっていたものを

30分で終わらせることによって

 

 

そのうまれた30分の時間を

自分のスキルアップ

読書や趣味、

家族のために使うと

人生満足度が上がっていくよね。

 

 

なんのために

効率化をするのかという

ゴールを決めた上で

効率化を考えていかないと、

 

単純に

たくさんできるようになったから

もっとたくさんやる!

となると

 

いつまでたっても

仕事が終わらない!

 

となっちゃうので

気を付けないといけないよね。

 

 

と言うことなんです。

 

 

ポイントは

 

自分をより忙しくする効率化は

効率化ではない。